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【第一弾】プレス機紹介!1200tプレス機を制作した理由とは?

森井鉄工所では、「アマダ製」「NKK社製」「自社製」の3種類のプレス機で加工をおこなっております。
合計8台のプレス機の内、自社製のプレス機が3台あります。
今回は自社製プレス機の1つ「1200tプレス機」についてご紹介いたします。

そもそもプレス機とは?

よく使われるSS400などの鋼板を金型に設置して、上から下に強い圧力を加えて折り曲げる機械のことです。金型を変えることで様々な形に曲げ加工することができます。
また、大量生産できることも特徴です。

1200tプレス機(自社製)について

弊社は元々、大型の製缶製品の加工を行っていました。
初期の段階で製缶品の歪みを矯正する必要があり、1200tプレス機の前に自社内で初めてプレス機を設計して、プレス機を導入したのが始まりです。
初期のプレス機は歪み矯正もでき、曲げ加工もできる汎用性の高い機械ではありましたが、自社内設計した初めてのプレス機をいうこともあり、反省点も多くありました。
その反省点を踏まえて1200tプレス機を7年かけて設計しました。

まず、油圧シリンダーを入手し、手が空いた時に少しずつ作業を進めて設計しました。そこから資材を集め自社内で組み立ても行いました。

また、プレス機で使用する金型も10メートルのプレーなーを購入し、自社内で加工をしています。

1200tプレス機は金型を乗せるベッドを取り外しできるように設計されており、それにより大型の製缶品の歪み矯正が可能となるため汎用性に優れたプレス機となりました。

仕様

最大曲げ長:6700mm

対応板厚:16mm〜150mm

事例