加工事例
角丸管・テーパー管
- テーパー管
大型テーパー管(SS400・板厚9mm)の3分割プレス曲げ加工
- 材質
- SS400
- 板厚
- 9mm
- 寸法
- φ6518mm×φ5718mm×H110mm
加工手順
① お客様より材料支給
② 罫書き線を入れる
③ 自社製1200tプレス機でコツコツ曲げる
④ 加工製品を1枚枚ごと寸法を測り、製品チェック
詳細
【加工のポイントと森井鉄工所の技術力】
1. データに基づいた高精度な曲げ加工
近年のプレス加工においては、従来の大まかなやり方ではなく、非常に高い精度が求められます。森井鉄工所では、長年蓄積された膨大な試し曲げデータ(上型・下型の組み合わせ、伸び率、仕上がりR値など)を活用しています。このデータに基づき展開寸法を出すことで、大型製品であっても寸法の狂いが少ない、高精度な仕上がりを実現しています。
2. 自重による変形を防ぐ「板厚」の見極め
今回の製品は1枚の長さが6mを超える非常に大きなものでした。板厚9mmという条件は、このサイズにおいて「自重で折れない」ギリギリのラインです。 もし板厚が4.5mm程度と薄すぎた場合、加工中に鉄板が自身の重みに耐えきれず、意図しない方向に曲がってしまう(ペロンと折れてしまう)リスクがあります。森井鉄工所では、お客様からのご依頼に対し、加工の可否だけでなく、製品の安定性を考慮した最適な板厚のアドバイスも行っています。
3. 徹底した安全管理と大型製品のハンドリング
6mを超える重量物をクレーンで吊りながらの作業は、非常に高い危険を伴います。特にワイヤーで吊った状態では製品が不安定になりやすく、固定が外れる恐れもあるため、細心の注意を払って作業を進めています。熟練の職人が2人がかりで連携し、慎重にプレス機を操作することで、安全かつ確実な加工を実現しました。
森井鉄工所では、今回のような大型テーパー管のほか、L字曲げ、コの字曲げ、角丸管など、多種多様なベンダー加工の実績があります。
「板が長すぎて加工できない」「厚板の精度が出ない」といったお悩みがあれば、ぜひ一度お問い合わせください。蓄積されたデータと職人の技術で、最適な加工方法をご提案いたします