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長尺溶接構造物の歪み矯正(SS400・全長7.5m)


材質
SS
寸法
長さ 7,500mm および 3,000mm の溶接製缶物
溶接熱により大きく反り返ってしまった、加工前の長尺フレーム(全長7.5m)
溶接熱により大きく反り返ってしまった、加工前の長尺フレーム(全長7.5m)
自社製ジグを配置し、加圧ポイントを慎重に見極める歪み矯正の準備工程
自社製ジグを配置し、加圧ポイントを慎重に見極める歪み矯正の準備工程
±3mm以内の高精度を実現し、定盤での最終チェックを控えた製品
±3mm以内の高精度を実現し、定盤での最終チェックを控えた製品

加工手順

① ベットの上に自具を置き、その上に製品を設置
② 曲がりのひどいところから、自社製1200tプレス機で歪み矯正を行う
③ 定盤の上に乗せ、曲がりチェックで、作業終了

詳細

職人の技が光る「歪み矯正」のプロセス
溶接時の熱により波打つように曲がってしまった製品を、独自のノウハウで真っ直ぐに復元します。

① ベッドの上への設置と自具の活用
まず、プレス機のベッドの上に専用の自具(ジグ)を置き、その上に製品を設置します。
7.5mもの長さがある重量物のため、クレーンを使用し、バランスを崩さないよう細心の注意を払ってハンドリングを行います。

② 1200tプレス機による「コツコツ」矯正
製品を横から目視で確認し、最も「山」が高くなっている箇所(曲がりのひどいところ)を特定します。
波打ちの解消: 製品は単純な弓なりではなく、複雑に波打っている場合があります。その一番高い箇所にプレスを当て、少しずつ加圧して歪みを取っていきます。
絶妙な力加減: SS400は比較的柔らかい素材ですが、押しすぎると戻りすぎてしまうため、熟練の職人が「プレスしては確認」を繰り返す「コツコツ」とした作業で精度を追い込みます。
自重の影響を考慮: 7.5mもの長さになると、製品自身の重みでたわみが生じます。それが「自重によるしなり」なのか「溶接の歪み」なのかを見極めるのが、森井鉄工所の真骨頂です。

③ 定盤(じょうばん)での最終チェック
最後に、精度の出ている平らな鉄板(定盤)の上に製品を乗せ、曲がりをチェックします。
隙間ゲージによる測定: 定盤との設置面を「隙間ゲージ(薄い鉄板を組み合わせた測定具)」を差し込みながら確認します。
お客様からの指示である「±3mm以内」という厳しい交差をクリアしていることを確認し、作業終了となります。


森井鉄工所では、今回のような溶接後の歪み矯正のほか、厚板の鉄板 曲げ加工や大型のベンダー 加工において多数の実績があります。 「溶接で製品が大きく曲がってしまった」「長すぎて他社では直せないと言われた」といった課題があれば、1200tの加圧力と職人の確かな目で解決いたします。

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