曲げ加工で精度が出ない原因とは?角度ズレ・寸法誤差(±0.5mm)の対策

「図面通りの角度にならない」
「手前と奥で角度がズレてしまう」
「組付け時に隙間が出てしまう」
このような課題でお困りではありませんか?
特に長尺物や厚板では、わずかなズレが製品不良に直結します。
こうした精度課題は、加工技術だけでなく「仕組み」で解決することが重要です。
本記事では、曲げ加工における角度ズレの原因と、森井鉄工所が±0.5度の精度を実現するための取り組みについて解説します。
曲げ加工で角度ズレが起きる原因
鉄板曲げやプレス加工において、図面通りの角度にならない原因は主に2つあります。
①プレス機構造と挿入角度の影響
長尺の鉄板では、プレス機の力のかかり方や挿入角度のわずかなズレにより、
手前と奥で角度差(ねじれ)が発生します。
②押し直し(再プレス)によるズレ
厚板では1回で角度が出ないため押し直しを行いますが、
この際にセンターがわずかでもズレると、
・角度が強くなる
・Rが大きくなる
といった不具合が発生します。特に耐摩耗鋼板は反発力が強く、通常の設備では精度が出ないケースも少なくありません。
押し直し(再プレス)によるズレ
一般的な曲げ加工では、±1度〜±2度程度の誤差が許容されることが多いとされています。
しかし、製品によっては±0.5度以下の精度が求められるケースもあります。
特に以下のような製品では、高い角度精度が必要です。
・装置内部で部品同士が密着する構造
・可動部品が通過するクリアランスが狭い製品
・長尺部材でわずかなズレが大きな誤差につながるケース
森井鉄工所では、これらの要求に対し±0.5度の精度で対応しています。
角度ズレは、完成後では修正が難しく、
再加工や材料ロスにつながるケースも少なくありません。
そのため、最初の曲げ精度が製品品質を大きく左右します。
±0.5度の精度を実現する森井鉄工所の技術
一般的な加工では、作業者の感覚や経験に依存する場面も少なくありませんが、
森井鉄工所では「位置を物理的に固定する仕組み」により、誰が作業しても同じ精度が出るようにしています。
「なぜズレないのか」を仕組みとして構築している点が、森井鉄工所の強みです。
① 0.5度単位の専用ゲージによる測定
感覚に頼らず、0.5度単位で測定可能な専用ゲージを使用し、
加圧ごとに数値で確認を行います。
②曲げ線から10〜20mmズラした罫書き
金型サイズに合わせて罫書き位置をあえてズラすことで、
正確な位置決めを可能にしています。
③ 「針」を使った位置固定
金型から伸ばした針と罫書き線を合わせることで、ミリ単位で位置を固定。
物理的に位置が固定されるため、人の感覚に依存せず再現性が担保されます。
④マジックによるダブルチェック
人的ミスを防ぐため、寸法を直接記載し、常に同一方向から線引きを行うルールを徹底しています。
「曲げ加工の精度が出な」「角度がズレてしまう」等
加工の可否や相談などお気軽にこちらからご連絡ください。
加工事例
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曲げ加工の精度や材質ごとの違いについては、下記の記事でも詳しく解説しています。
高精度な曲げ加工のご相談は森井鉄工所へ
・角度精度が出ず組付けできない
・長尺物でズレが出てしまう
・他社で精度対応できないと言われた
このような案件は、森井鉄工所が解決します。
短納期案件や試作段階でのご相談も対応可能です。
図面段階での精度検討や加工可否の判断も承っております。
「この精度は実現できるのか?」といった段階でも構いません。
まずはお気軽にご相談ください。
※形状や材質によっては対応精度が異なる場合がありますが、事前に最適な加工方法をご提案します。